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年賀状とは?書き方のマナーや投函時期・喪中はがきの準備まで解説

綺麗な干支のイラストと感謝の言葉が印刷された年賀状 現代行事

年賀状の受け付けは12月15日に始まります。元日に届けるには12月25日までに投函します。

年賀状とは

年賀状(ねんがじょう)は、新しく迎えた年の年初に、お世話になった人へ感謝と祝いの言葉を届けるお手紙です。郵便局では毎年12月15日から年賀状の引き受けが始まります。

新しい年の訪れを祝い、旧年中の感謝と「本年もよろしくお願いします」という気持ちを伝えます。遠く離れた人へ元気に過ごしている近況を伝える大切な便りです。干支(えと)のイラストや家族の写真、手書きのメッセージを添えて相手へ届けます。

由来と歴史

年賀状の由来は、奈良時代から平安時代に行われていた「年始の挨拶回り(ねんしのあいさつまわり)」にさかのぼります。手書きで新年の挨拶に代えたのが始まりとされています。

江戸時代になると、飛脚(ひきゃく)の仕組みが発達しました。手紙で年始の挨拶を交わす習慣が庶民にも広まりました。当時は文文(ふみふみ)と呼ばれ、親しい間柄で挨拶状がやり取りされました。

明治時代に近代的な郵便制度が整うと、はがきを使った年賀状が急速に普及しました。明治時代の半ばには「年賀郵便」の仕組みが作られ、元日にまとめて配達される現在のスタイルが確立しました。時代を超えて人々の繋がりを確かめ合う風習として定着しています。

何をする日か

新年の挨拶文を考え、はがきを用意して相手へ投函する作業を行います。

  • 送る相手の住所や近況を確認してリストを作ります
  • 干支のイラストや家族の写真を添えてメッセージを書きます
  • 12月25日までに郵便ポストや郵便局へ投函します

年賀状を送る際は、手書きで一言メッセージを添えるのがマナーです。印刷された文章だけでなく、近況報告や相手を気遣う言葉を自分の文字で添えると喜ばれます。

また、元日に相手の元へ届けるためには投函するタイミングが重要です。心を込めて書いた手紙を期限内に届けることで、新年の挨拶としての丁寧な気持ちがしっかりと伝わります。

食べるもの・供えるもの

年賀状を書く作業に特別な決まった行事食はありません。寒さが増す年の瀬に家族で温かい飲み物やみかんを楽しみながら準備を進めます。

こたつに入りながら、温かいお茶やコーヒーを飲み、みかんや冬の和菓子をつまみつつ年賀状を書く風景は、日本の冬の風物詩です。

また、新年に届いた年賀状はお祝いの品として大切に扱います。元日の朝、おせち料理や雑煮(ぞうに)をいただいたあとに、家族揃って届いた年賀状を読み合うのが正月の楽しみとなります。

準備はいつから

年賀はがきを購入し始めるなら、当日の1か月前までに年賀はがきやデザインを買い揃えます。11月に入ると郵便局やコンビニエンスストアで年賀はがきが一斉に売り出されます。

文章の作成や宛名書きは、当日の2週間前までに進めておきます。プリンターのインク補充や手書きのメッセージ作成など、時間に余裕を持って作業を進めることが大切です。

元日に確実に届けるためには、12月25日までに投函を完了させます。12月15日から25日までの間にポストへ投函することで、全国の相手へ元日の朝に年賀状が届けられます。

地域による違い

年賀状のやり取りには、全国共通のマナーに加えて、喪中(もちゅう)に関する大切なルールや地域差が存在します。

一年以内に家族や親族に不幸があった場合は、年賀状を出すのを控えます。その代わりに「喪中欠礼はがき(喪中はがき)」を出します。喪中はがきは11月中から12月初旬までに届くよう手配します。

相手が準備を始める前に届けるのが親切なマナーです。関西や関東に関わらず、全国的に11月中旬から12月上旬にかけて相手へ届くように差し出すのが一般的な配慮とされています。

よくある疑問

12月25日を過ぎて投函した場合はどうなりますか

12月25日を過ぎて投函した場合でも、近隣の地域であれば元日に届くことがあります。しかし、遠方へ送る場合は1月2日以降の配達になってしまう可能性が高くなります。どうしても遅れてしまった場合は、松の内(1月7日ごろまで)に届くよう投函します。間に合わない場合は「寒中見舞い」として出します。

年賀状で書いてはいけないNGワードはありますか

「去る」「切れる」「落ちる」「倒れる」「滅びる」などの忌み言葉(いみことば)は避けるのがマナーです。特に「去年」という言葉は「去る」という漢字が入っているため使わないようにします。代わりに「旧年」や「前年」という表現を使って感謝を伝えます。

相手から届いていない人から年賀状が届いた場合はどうすればよいですか

年賀状を受け取ったら、できるだけ早く返信を出します。1月7日(松の内)までに届くようであれば、通常の年賀はがきで「年賀状をいただいたお礼」と近況を書いて差し出します。1月7日を過ぎてしまう場合は、1月8日以降に「寒中見舞い」として季節の挨拶状を送るのが丁寧なマナーです。

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