2026年の仕事始めは1月4日、仕事納めは12月28日です。
仕事始め・仕事納めとは
仕事納め(しごとおさめ)は、その年の最後の勤務日のことです。仕事始め(しごとはじめ)は、年が明けて最初の勤務日を指します。官公庁では仕事納めを12月28日、仕事始めを1月4日とするのが基本です。この日付は法律で定められた休みの期間から自然に決まります。多くの民間企業も、この官公庁の日程に合わせて年末年始の休みを組みます。どちらの日も、通常の業務よりも片づけや挨拶に時間を使う一日になります。
由来と歴史
官公庁ではもともと、仕事納めを「御用納め(ごようおさめ)」、仕事始めを「御用始め(ごようはじめ)」と呼んでいました。「御用」とは、お上の仕事という意味の言葉です。江戸時代の役所で使われていた言い方が、明治時代以降の役所にも受け継がれました。
昭和の終わりごろになると、この言い方は上から目線に聞こえるという意見が出てきました。そこで役所の側から住民への呼びかけでは、「仕事納め」「仕事始め」という言い方に改められたという経緯があります。今では官公庁でも民間でも、仕事始め・仕事納めという呼び方が一般的です。
日付の根拠になっているのは、行政機関の休日を定めた法律です。12月29日から1月3日までが役所の休みと決められています。そのため手前の12月28日が仕事納め、明けた1月4日が仕事始めになります。これらの日が休日と重なるときは、仕事納めは直前の平日に前倒しされます。同じように仕事始めは直後の平日に後ろ倒しされます。
何をする日か
仕事納めと仕事始めには、それぞれ決まった動きがあります。
- 仕事納めの日は、机まわりや共有スペースの大掃除をします。
- 年をまたぐ仕事について、休み明けの担当や進め方を書き残しておきます。
- 一年の締めくくりとして、上司や同僚に挨拶をして退社します。
- 仕事始めの日は、朝礼で年頭の挨拶が行われることが多くあります。
- 取引先へ新年の挨拶回りに出向いたり、挨拶のメールを送ったりします。
仕事始めの日は、業務そのものより顔合わせが中心になる職場が多く見られます。初日から全力で走り出すより、止まっていた仕事の状況を確かめる時間にあてるほうが、その後はうまく進みます。休み中に届いたメールや電話の記録を一通り見直すところから始めるとよいでしょう。
職場に供えるもの
職場でも、正月らしい飾りや供え物を用意することがあります。よく見られるのは鏡餅(かがみもち)です。事務所の神棚や受付に鏡餅を飾り、その年の商売がうまくいくようにと願います。神棚のある職場では、お神酒(おみき)や塩、米を供えるところもあります。
年始の挨拶回りでは、菓子折りを持参する習慣が今も残っています。渡す目的は形式を整えることではありません。一年の付き合いへのお礼を伝えるためという意識で品を選ぶと、相手にも気持ちが伝わります。個包装で日持ちのするものを選ぶと、受け取った側も配りやすくなります。
準備はいつから
年末の段取りは、仕事納めの日だけでは終わりません。当日の2週間前を目安に、年内に片づける仕事と持ち越す仕事を仕分けしておきます。取引先への年末の挨拶回りは、当日の1週間前から3日前に済ませておくと相手も余裕をもって対応できます。
休み明けに困らないための引き継ぎメモは、当日の3日前までにまとめておくと安心です。誰が見ても分かるように、連絡先と状況を短く書いておきます。机の片づけと書類の整理は当日にまとめてやらず、前日までに半分ほど終わらせておくと当日が楽になります。
仕事始めに向けては、当日の2〜3日前に手帳やメールを開いて、休み前の状況を思い出しておきます。挨拶回りで配る菓子折りは、年内のうちに買っておくと店の混雑を避けられます。
よくある疑問
御用納めと仕事納めは何が違うのですか
指している日は同じで、呼び方だけが違います。どちらも年内最後の勤務日を表す言葉です。御用納めは役所で長く使われてきた古い言い方です。今は官公庁でも仕事納めという呼び方が広く使われています。意味の違いを気にせず、どちらを使っても問題ありません。
民間企業も官公庁と同じ日程で休むのですか
必ずしも同じではありません。官公庁の日程に合わせる会社が多い一方で、休みを長めにとる会社や、年末年始も交代で働く業種もあります。小売や飲食、交通、医療などは、むしろ年末年始が忙しくなる職場です。自分の勤め先の就業規則を確かめるのが確実です。
仕事始めの日はどんな服装で行けばよいですか
普段の勤務にふさわしい服装であれば問題ありません。ただ年始は挨拶回りや来客が重なりやすい日です。取引先と会う予定がある場合は、いつもより少しきちんとした服装を選んでおくと安心できます。職場によっては年始の服装に決まりがあることもあるため、前年の様子を思い出しておくと迷いません。
今後5年間の仕事始め・仕事納め
- 2026年12月28日(月)
- 2027年1月4日(月)
- 2027年12月28日(火)
- 2028年1月4日(火)
- 2028年12月28日(木)

