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博多どんたくとは?由来やしゃもじを叩く意味・見どころを解説

華やかな衣装を着てしゃもじを手に踊るどんたく隊のパレード 地域行事

博多どんたく港まつりは5月3日から4日までです。

博多どんたくとは

博多どんたく(はかたどんたく)は、福岡県福岡市で毎年5月3日と4日の2日間にわたって開かれる盛大なお祭りです。正式名称は「博多どんたく港まつり」と呼ばれます。大型連休(ゴールデンウィーク)を代表する日本有数のお祭りとして知られています。

老若男女問わず、市民や観光客が自由に参加して楽しむ行事です。街全体がお祭りムードに包まれて賑わう日です。色とりどりの衣装を身にまとった「どんたく隊」が、しゃもじを鳴らしながら街を練り歩く華やかなパレードが一番の魅力です。

由来と歴史

博多どんたくのルーツは、平安時代から続く「博多松ばやし(はかたまつばやし)」というお祝いの行事にさかのぼります。年頭に福神、恵比須、大黒天の三福神や稚児(ちご)が、藩主の居城へ新年の挨拶に訪れたのが始まりとされています。

明治時代になると、時代の変化に伴い松ばやしの行事は一度取りやめになりました。しかし、伝統を残したい市民の手によって、新しいお祭りとして生まれ変わりました。この時に「どんたく」という名前が使われるようになりました。

「どんたく」という名前は、オランダ語で日曜日や休日を意味する「ゾンダハ(Zondag)」という言葉が訛ったものです。明治時代に政府が定めた休日を指す言葉から広まりました。戦後の昭和時代には「港まつり」と結びつきました。市民の笑顔を取り戻す平和のお祭りとして大きく発展していきました。

何をする日か

パレードを鑑賞したり、街中に作られた特設舞台で繰り広げられる踊りや音楽を楽しんだりします。

  • 華やかなどんたく隊が練り歩く明治通りのパレードを鑑賞します
  • 福岡市内の各所に作られた特設舞台で地域の演舞を楽しみます
  • 祭りの最後に繰り広げられる総踊りに参加して一緒に踊ります

お祭りの中心となるのは、どんたく隊による路上パレードです。企業や学校、地域団体などがそれぞれの衣装を着て、踊りや演奏を披露しながら進みます。

また、市内の各所に数十か所の特設舞台が設置され、一日中歌やダンスが披露されます。誰もが笑顔で踊りに参加して一つになります。2日目の夕方には、飛び入り参加ができる「総踊り」が行われ、観客も一緒になって踊り明かします。

食べるもの・供えるもの

博多どんたくで特に有名なのが、食べるものではなく手に持って鳴らす「しゃもじ」です。

お祭りの最中、参加者は木製のしゃもじを手に持ち、「パンパン」とリズム良く打ち鳴らしながら踊ります。商家のおかみさんが夕飯の支度中に松ばやしに出くわしました。浮かれてしゃもじを叩きながら飛び出した逸話に由来します。

お祭りの露店では「焼きラーメン」や「博多一口餃子」が並びます。和菓子の「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」なども味わえます。美味しいご当地グルメを味わいながら、賑やかなお祭りの雰囲気を満喫します。

準備はいつから

混雑を避けてゆっくり見学する場合は、当日の2か月前までに博多駅周辺や天神周辺のホテルや宿を確保しておきます。ゴールデンウィークの真っ只中に開催されるため、早めの予約が必要です。

見学の計画を立てるなら、当日の1週間前までにパレードの通過時刻や特設舞台のパンフレットを公式サイトで確認しておきます。見たいどんたく隊や出演者の時間をあらかじめ調べておくとスムーズです。

当日は外を歩き回る時間が長いため、当日の前日までに動きやすい服や履き慣れたスニーカーを準備しておきます。しゃもじを買って持ち歩くと、観客でも手軽にお祭り気分を味わえます。

地域による違い

博多どんたくは福岡市を中心とする博多の伝統行事ですが、その規模は全国でもトップクラスです。

お祭り期間中の2日間で、毎年200万人を超える人出で賑わいます。全国の行楽地の中でも屈指の人出を誇るイベントです。

また、伝統の「博多松ばやし」の三福神と稚児流(ちごながれ)は、現在も国の重要無形民俗文化財として大切に守られています。パレードを率いる伝統的な神事と、市民が自由に参加するイベントが融合しています。この点も博多どんたくならではの特色です。

よくある疑問

しゃもじは現地で買うことができますか

はい、お祭りの案内所や商店街、お土産売り場などで買い求めることができます。名入れの限定しゃもじや、可愛らしく装飾されたしゃもじも販売されています。観客も手に持ってパレードに合わせて打ち鳴らすことで、一体感を味わいながら楽しむことができます。

観光客でも最後の総踊りに参加できますか

はい、大歓迎で誰でも参加できます。2日目の夕方に行われる総踊りは、予約や事前登録が一切不要な市民参加型のイベントです。踊り手が輪を作って踊り始めると、観客も手拍子やしゃもじを手に飛び入りで参加できます。簡単な振り付けのため、見よう見まねで楽しく踊れます。

雨が降った場合お祭りは中止になりますか

基本的に少々の雨であればパレードや舞台イベントは決行されます。博多には「どんたくには雨がつきもの」という有名なジンクスがあり、不思議と雨が降ることが多いお祭りとしても知られています。雨具やカッパをあらかじめ用意しておくと、天候が崩れても安心して楽しめます。

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