2027年の海の日は7月19日です。
海の日とは
海の日は、毎年7月に置かれている国民の祝日です。日付は毎年変わり、7月の3番目の月曜日と決められています。法律では、海の恵みに感謝し、海に囲まれた国の繁栄を願う日と定められています。世界の中でも、海をたたえる祝日を設けている国はごくわずかです。四方を海に囲まれた国ならではの祝日にあたります。夏休みが始まる時期と重なり、連休として過ごす人が多く見られます。海辺の町では、この日に合わせた催しが開かれます。
由来と歴史
もとになったのは、海の記念日という日です。明治天皇が船で東北を巡ったあと、横浜の港に帰り着いた日にちなむものです。当時としては、めずらしい船での長い旅でした。その日付が7月20日でした。
長い間、祝日ではない記念日として続けられていました。海に関わる仕事の大切さを広く伝える日、という位置づけでした。祝日として定められたのは平成に入ってからです。海に関わる仕事に携わる人たちの働きかけが、実を結んだ形です。
当初は7月20日という決まった日付でした。その後、休日を続けて取りやすくする制度によって、7月の3番目の週へ移されます。日付が動くようになったのは、この変更によるものです。三日続きの休みとして過ごす形が定着しています。
何をする日か
決まった行事はありませんが、次のようなことが行われます。
- 港町では、船の一般公開や海に関する催しが開かれます。
- 普段は入れない灯台が、この日に合わせて公開されることがあります。中の階段を上まで登れる灯台もあります。
- 海の仕事に携わる人への表彰が行われ、その働きが伝えられます。
- 海水浴や釣りなど、海辺で過ごす人が多くなります。
- 海の環境を守るための清掃活動が、各地の浜で行われます。地元の人と参加者が一緒に拾い集めます。
- 海上保安の船が公開され、甲板や操舵室を見学できることもあります。
海のない地域でも、水族館や川辺の催しが開かれます。海に触れる機会の少ない人にも、関心を持ってもらおうという狙いがあります。海に出かけなくても、水に親しむ日として過ごせます。
夏休みが始まったばかりの時期にあたり、行楽地はどこも混み合います。海水浴場は、多くがすでに海開きを終えています。監視の人が立ち、遊泳できる区域も浮きで示されています。
準備はいつから
連休として出かけるなら、早めの手配が要ります。宿と交通手段は、当日の2か月前ごろから埋まり始めます。海辺の宿は、とくに競争が激しくなります。取り消しの手数料がかかる期限も、申し込みのときに確かめておきます。
海に出かけるなら、支度は当日の1週間前から進めます。水着や日よけの道具を出しておき、傷んでいないか確かめます。浮き輪は空気を入れてみて、穴が開いていないか見ておきます。日焼け止めは前の年に開けたものを避けるほうが安心です。
当日の2〜3日前には、天気と波の様子を調べます。遊泳できるかどうかは、その日の海の状況で決まります。波が高い日や、沖へ流れる潮の出やすい日は入れません。遊泳禁止の合図が出ていないかを、現地でも必ず確かめます。
暑さへの備えも欠かせません。飲み物と帽子、日陰を作れるものを用意します。休憩は1時間ごとを目安に取ると、体への負担が減ります。砂浜は照り返しが強く、思った以上に体力を奪われます。小さな子ども連れなら、日陰で休む時間を多めに取ります。水に入る時間も、短く区切って休ませるほうが安全です。
よくある疑問
なぜ7月に定められたのですか
明治天皇が船旅を終えて横浜に帰り着いた日が、7月20日だったためです。この日が海の記念日として長く続き、そのまま祝日の日付に受け継がれました。船と海運の歴史に結びついた日だといえます。のちに制度が変わり、7月の3番目の週へ移されました。日付そのものは動くようになっています。
山の日とはどう違うのですか
海の日は海の恵みに感謝する日、山の日は山に親しむ日と定められています。趣旨がちょうど対になっています。海と山、二つの自然に向き合う祝日です。山の日は8月11日という決まった日付で、こちらは動きません。海の日のほうが、山の日より早く祝日として定められています。
海のない県ではどう過ごすのですか
とくに決まった過ごし方はありません。水族館や川、湖に出かける人もいます。船をかたどった遊具のある公園に出かける家族も見られます。海に関する展示が、内陸の施設で開かれることもあります。海の生き物を紹介する催しが多く見られます。海から届く魚や物流について考える日として、学校で取り上げられることもあります。食卓に並ぶ魚がどこから来るのかを、知る機会になります。
今後5年間の海の日
- 2027年7月19日(月)
- 2028年7月17日(月)
- 2029年7月16日(月)
- 2030年7月15日(月)
- 2031年7月21日(月)

