2027年の母の日は5月9日です。
母の日とは
母の日は、母に感謝を伝える日です。日付は毎年変わり、5月の2番目の日曜日と決められています。決まった月日ではないため、日付は毎年動きます。この日には、カーネーションを贈る習わしが広く行われています。花のほかに、手紙や食事の場を用意する人もいます。世界の多くの国に同じような日がありますが、日付は国によって異なります。花屋が一年で最も忙しくなる時期のひとつでもあります。
由来と歴史
母の日が生まれたのは、明治の終わりごろのアメリカです。ある女性が、亡くなった母をしのぶ集まりを教会で開きました。そのとき、母が好きだった白いカーネーションを配ったと伝えられています。
この取り組みが各地に広がります。母をたたえる日を設けようという運動が起こり、やがて国の祝日として定められました。一人の娘が母を思う気持ちから始まったという点が、この行事の特徴です。
日本に伝わったのは大正時代です。教会を通じて紹介され、少しずつ知られていきました。戦後になって、5月の2番目の週に定着したという経緯があります。それ以前には、別の日付が母の日として使われていた時期もありました。
何をする日か
母の日の過ごし方は、家庭によってさまざまです。
- カーネーションや、母が好きな花を贈ります。
- 手紙やメッセージカードに、日ごろの感謝を書いて渡します。
- 食事を用意したり、外で一緒に食べたりします。
- 家事を代わりに引き受けて、ゆっくり休んでもらう形もあります。
離れて暮らしている場合は、花や品を送る形が中心になります。電話を一本かけるだけでも、十分に気持ちは伝わります。近年は、母だけでなく祖母や義母にも花を贈る家庭が増えています。
贈るもの
カーネーションが定番ですが、決まりではありません。
- 赤いカーネーションは、母が健在の場合に贈る色とされてきました。
- 白いカーネーションは、亡くなった母をしのぶ色として使われます。
- ピンクや黄色など、ほかの色のカーネーションを選ぶ人も増えています。
- 花以外では、菓子や衣類、日用品なども選ばれます。
色の使い分けは、この行事の始まりに由来します。ただし今は、好みや相手との関係に合わせて選べば十分です。鉢植えを選ぶ場合は、置き場所と世話の手間を考えます。手入れが負担にならないものを選ぶと、長く楽しんでもらえます。
準備はいつから
花を贈るなら、早めの手配が要ります。花屋への注文は、当日の1か月前から2週間前が目安です。この時期はカーネーションの値段が上がり、選べる種類も限られていきます。
送る場合は、届く日を指定します。当日に届くよう手配するなら1週間前までに注文を済ませます。配送が混み合う時期にあたるため、遅れが出ることもあります。前日から当日にかけて届くよう頼むと、花が傷まずに済みます。
手紙を添えるなら、当日の2〜3日前に書いておきます。長い文章でなくても構いません。品物と一緒に送る場合は、注文の時点で添えられるか確かめます。
食事に誘う場合は、当日の2週間前には予約します。飲食店はこの日に混み合い、席が取りにくくなります。家で用意するなら、材料は前日のうちにそろえておきます。母の好きな料理を一品加えると喜ばれます。
日本と海外の違い
母の日の日付は、国によって大きく違います。日本やアメリカは5月の2番目の週ですが、イギリスは3月に行う形です。フランスは5月の終わりごろ、ロシアなどでは別の時期にあたります。
贈るものにも違いがあります。カーネーションが定番なのは日本の特徴で、海外では季節の花や好みの花を選ぶ形が一般的です。国によっては、母だけでなく女性全体をたたえる日として祝われます。
よくある疑問
母の日の日付が毎年動くのはなぜですか
決まった月日ではなく、5月の2番目の週に置かれているためです。この決め方だと、日付は5月8日から14日の間で動きます。休みの日に合わせることで、家族が集まりやすくなるという利点があります。同じ決め方によって、父の日も日付が動きます。
白いカーネーションを贈ってもよいのですか
母が亡くなっている場合に、しのぶ意味で使われてきた色です。健在の母に贈る色としては避けられる傾向があります。ただし今は色の決まりを気にしない人も増えました。相手の受け止め方が気になる場合は、赤やピンクを選ぶと無難です。
義理の母にはどう贈ればよいですか
同じように花や品を贈って構いません。実の母と同じ品にすると、比べられて気を使わせることがあります。値段よりも、相手の好みに合うかどうかを大切にします。夫婦のどちらから贈るかを先に話し合っておくと、行き違いが起きません。
今後5年間の母の日
- 2027年5月9日(日)
- 2028年5月14日(日)
- 2029年5月13日(日)
- 2030年5月12日(日)
- 2031年5月11日(日)

