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立秋とは?意味や七十二候・旬の食べ物をわかりやすく解説

青空のもとで黄金色に実り始める稲穂とひまわりの風景 二十四節気

2027年の立秋は8月8日です。

立秋とは

立秋(りっしゅう)は、一年を二十四に分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」の13番目の季節です。大暑(たいしょ)の次にあたり、処暑(しょしょ)の前に巡ってきます。太陽黄経が135度に達する日を指します。暦の上ではこの日から秋が始まります。一年の中で最も暑い時期を過ぎ、少しずつ秋の兆しが見え始める節目の日です。

立秋の時期の自然は、さらに細かく三つに分けて表されます。これを「七十二候(しちじゅうにこう)」と呼びます。

一つ目は、初候(しょこう)の「涼風至(すずかぜいたる)」です。夏の強い日差しの中にも、朝や夕方になると涼しい風が吹き始める頃という意味があります。厳しい暑さが続くなかで、ふとした瞬間に秋の訪れを感じる気配が漂います。

二つ目は、次候(じこう)の「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」です。日暮れどきになると、ヒグラシというセミが清らかな声で鳴き始める頃を表します。カナカナと響く鳴き声は、夏の終わりと秋の始まりを告げる音色として古くから親しまれてきました。

三つ目は、末候(まっこう)の「蒙霧升降(ふかききりまとう)」です。朝夕の寒暖差によって、水辺や山あいに深い霧が立ちこめる頃を意味します。空の雲の形も道端の景色も、夏の装いから秋の表情へと少しずつ変わり移っていきます。

この時期の暮らしでは、手紙の挨拶が変わります。立秋を迎える前までは「暑中見舞い(しょちゅうみまい)」を出します。立秋の当日からは「残暑見舞い(ざんしょみまい)」に切り替えるのが決まりです。手紙の書き出しも「暑中お見舞い申し上げます」から「残暑お見舞い申し上げます」へと改めます。

実際には一年で最も気温が高く、厳しい暑さが続く時期です。それでも空を見上げると、うろこ雲やいわし雲のような秋の雲が顔をのぞかせることがあります。朝晩の風にほんのりと涼しさが混ざるなど、季節の移り変わりを探しながら過ごすのにぴったりの季節です。夏バテが出やすい時期でもあるため、体調を整えて秋を迎える準備をする大切な節目の期間といえます。

旬の食べ物

立秋の頃は、夏の太陽をたっぷり浴びた野菜や、秋の訪れを知らせる食べ物が豊富に出回る時期です。体を冷やしてくれる夏野菜と、栄養を蓄えた秋の味覚の両方を楽しむことができます。

とうもろこしは、立秋の時期に旨味が最も強くなる野菜です。甘みが詰まった実からは、暑さで疲れた体にエネルギーを与えてもらえます。茹でてそのまま食べるだけでなく、焼きとうもろこしやスープにしても美味しく味わえます。

なすや枝豆も、この時期に味わいたい旬の食材です。なすは水分が多く、体にこもった熱を逃がす働きがあります。油との相性がよいため、炒め物や揚げ物にすると栄養を効率よく摂れます。枝豆はビタミンが豊富で、夏の疲れをやわらげてくれます。

魚では、太刀魚(たちうお)やスズキが旨味を増す季節です。太刀魚は身が柔らかく、脂が上品にのっています。塩焼きや煮付けにすると、豊かな風味を楽しめます。

果物では、梨(なし)やぶどう、桃(もも)が本格的な旬を迎えます。みずみずしい梨は、乾燥し始める秋の喉を潤してくれます。果汁が豊富に含まれており、冷やして食べると暑さを忘れさせてくれます。季節の節目には旬のものを食べて体を整えます。

よくある疑問

まだ暑いのに「秋」と呼ぶのはなぜですか

昔の暦と今の気候にずらしがあるためです。二十四節気は中国の古い暦をもとにしており、季節の動きを少し早めに捉えています。また、一年の中で最も暑い時期を過ぎて涼しさに向かい始める日という意味もあります。日中の気温は高くても、日の長さが短くなり、朝夕の風に涼しさが混ざり始めます。

残暑見舞いはいつまでに出せばよいですか

立秋から8月末までに出すのが一般的です。遅くとも、次の節気である処暑(しょしょ)が終わる9月7日ごろまでに届くように送るのがマナーとされています。もし投函が遅れて秋が深まった場合は、残暑見舞いを控えます。「秋冷(しゅうれい)の候」などの時候の挨拶を使った手紙に切り替えます。相手の健康を気遣う気持ちを込めて書くことが大切です。

夏バテを防ぐにはどのような過ごし方をすればよいですか

冷えと冷たいものの摂りすぎに気をつけます。冷房の効いた部屋に長くいると体調を崩しやすくなるため、薄手の羽織ものやひざ掛けを用意して体温を調節します。冷たい飲み物ばかりを飲むと胃腸の働きが弱まるので、温かいお茶やスープを意識して取り入れます。旬の夏野菜や豚肉など、栄養のある食材をしっかり食べます。合わせて睡眠時間を確保することが予防につながります。

今後5年間の立秋

  • 2027年8月8日(日)
  • 2028年8月7日(月)
  • 2029年8月7日(火)
  • 2030年8月7日(水)
  • 2031年8月8日(金)
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